こんにちは、いっかくです🦄
医者として成長するためには、
先輩医師の真似をして・・・ということは以前のブログに書きました。
ある程度自分で診療スタンスが確立してくると、
学会、医学書籍、医学雑誌、論文などでさらに自分を高める努力をします。
医学は進歩しますので一生勉強です🖌
先日、私はある事柄を調べたくて、
ネット🖥、英語の医学論文📝、医学書籍📚などで調べ、
自分なりに、その事柄についてはかなり知識を得たつもりでいました。
もしかすると、専門家以上に詳しくなったかも、などと少し天狗になっていました👺
その後、その分野の専門家の先生にお会いする機会があったのですが、
やはり専門家は専門家✨
論文や医学書を読んで、私なりにわかったつもりでいましたが、
その道の専門家からすると、私の付け焼き刃の知識はまだまだでした😱
当然と言えば当然なのですが😅
(ちなみに皮膚科に関することではありません)
ましてや、ネットの知識なんて、本当に上っ面の情報しか得られません🤗
その道の専門の医師が、医者になってから数十年の間に経験したこと、
それが医学書籍や論文にすべて載っているわけではありません。
例えば、このブログを読んで下さっている方の頭の中の知識が、
ネットなどで調べたらわかるわけではありません。
当たり前ですが😊
医学論文を読みあさった新米医師が、
糖尿病の患者さんを10万人診察してこられた医師よりも、
糖尿病の治療が上手にできるわけではありません。
私自身も開業してから多くの患者さんを診察しているうちに、
わかってきた知識がたくさんあります🦉
医学書には載っているようで載っていないことです。
このように多くの経験値に裏付けられた、
ちょっとしたコツや技術や、
多くの患者さんから学んできた経験と知識が、
その道の専門家には蓄えられているんですね💫
ギニア🇬🇳の格言
「一人の老人の死は、一つの図書館が無くなったのと同じである」
つくづく、そう思います☺