アレルギー性鼻炎アレルギー性鼻炎
背景背景

アレルギー性鼻炎

日本国民の2人に1人が
アレルギー性鼻炎に
罹患しています。

アレルギー性鼻炎の診断

くしゃみ、鼻汁、鼻閉と局所所見 くしゃみ、鼻汁、鼻閉と局所所見

で臨床的に判断して良いとされています。
必要時に下記検査をします。
鼻汁好酸球、抗原検査(血清特異的IgE、皮内テスト、スクラッチテスト)、抗原誘発試験
~鼻アレルギー診療ガイドライン2020より~

アレルギー性鼻炎

鼻汁、鼻閉をきたす疾患

アレルギー性鼻炎、血管運動性鼻炎、好酸球増多性鼻炎、急性鼻炎、老人性鼻炎、鼻中隔彎曲症、副鼻腔炎、薬物性鼻炎、妊娠性鼻炎、肥厚性鼻炎、腫瘍

薬の使い分け

鼻閉の有無が大切です!
・鼻閉がない~くしゃみ・鼻汁型~
・鼻閉がある~鼻閉・充全型~

当院での治療

内服薬:抗ヒスタミン薬

くしゃみ・鼻汁に高い効果があります。
十分な効果を得るには内服を開始してから2週間程度かかります。

効果と鎮静作用(眠気)は無関係!

血液脳関門(BBB:Blood-Brain Barrier)を通過しやすい抗ヒスタミン薬では眠気が生じやすくなります。
眠気が生じやすい第一世代の抗ヒスタミン薬を使用する意義は乏しいので、第二世代の抗ヒスタミン薬を選択して処方します。

抗ヒスタミン薬

点鼻薬

鼻噴霧用ステロイド

【利 点】

  • 3症状(くしゃみ・鼻汁・鼻閉)すべてに効果があります
  • 重症例にも有効です
  • 有害事象(副作用)が少ない
    薬剤の99%は鼻の中で代謝され、1%が全身で代謝されます

【欠 点】

  • 効果発現に1-2日かかる
  • 局所の副作用:痂皮形成、鼻出血、刺激、におい
    →2週間はしっかり連続して使用する

鼻噴霧用ステロイドの正しい使い方

  1. まず鼻をかみます
  2. 点鼻薬をよくふります
  3. 鼻の外側に向けて噴霧します(鼻中隔に噴霧しない)

点鼻用血管収縮薬

  • 鼻粘膜の血管を収縮させ、鼻閉を改善させる作用。
  • 効果は2-4時間で”一時的”です。
  • 鼻閉以外の鼻漏、くしゃみ、かゆみは改善しません。
  • 鼻粘膜のリバウンド現象が生じ、逆に腫脹します。
  • 薬剤性鼻炎(不可逆性で治らない)の大きな原因となっている点鼻薬です。
  • 当院では処方していません。
    市販されているため要注意!
    自己判断で長期間使用しないようにしましょう! 

アレルゲン免疫療法

  • 抗原を少量から投与することで、体を慣らしていく方法です。
  • 根治や長期寛解が期待できます。
  • 治療は長期間(3~5年)かかります。

くわしくはアレルゲン免疫療法ページをご覧ください。

注射薬:
オマリズマブ(ゾレア)

2019年に12歳以上の重症のスギによるアレルギー性鼻炎(スギ花粉症)に保険適用となりました。
総IgE値で使用量を決定します。
当院では慢性じんま疹に対してオマリズマブ(ゾレア)の投与を行なっていますが、アレルギー性鼻炎に対する投与は行なっていません。
スギ花粉症が重症で、注射薬での治療をご希望の場合は耳鼻咽喉科でご相談ください。

手 術

  • 下甲介レーザー治療
  • 粘膜下下甲介切除
  • 後鼻神経切断術

薬物治療で改善しない場合に手術での治療を検討します。
ご希望の場合は、耳鼻咽喉科でご相談ください。

花粉食物
アレルギー症候群
(PFAS:pollen-food allergy syndrome)

果物や生野菜を食べた後、数分以内に口やのどにかゆみ、しびれ、むくみが生じます。
果物や野菜の抗原が、口の中の粘膜に触れて生じます。
果物や野菜の抗原は、花粉の抗原と構造が似ているためにこのような症状が生じます。

花粉の抗原と食物アレルギーの
関連一覧表

食物(野菜・果物・ナッツ類)
スギ・
ヒノキ
トマト
ハンノキ バラ科(リンゴ・モモ・ナシ・ビワ・サクランボ・イチゴ)、
ウリ科(メロン・スイカ・キュウリ)、
大豆(豆乳)、キウイ、オレンジ、ゴボウ、やまいも、マンゴー、
アボカド、ヘーゼルナッツ、
ニンジン、セロリ、ジャガイモ、
トマト
シラカバ バラ科(リンゴ・モモ・ナシ・ビワ・サクランボ・イチゴ)
ヘーゼルナッツ、クルミ、
アーモンド、ココナッツ、
ピーナッツ、
ニンジン、セロリ、
ジャガイモ、キウイ、オレンジ、
メロン、ライチ、
香辛料(マスタード、パプリカ、コリアンダー)
カモガヤ メロン、スイカ、トマト、
ジャガイモ、玉ねぎ、オレンジ、
セロリ、キウイ、米、小麦
ブタクサ スイカ、メロン、ズッキーニ、
キュウリ、バナナ
ヨモギ セロリ、ニンジン、レタス、
ピーナッツ、クリ、ピスタチオ、
ヘーゼルナッツ、ヒマワリの種、
ジャガイモ、トマト、キウイ、
香辛料(マスタード、コリアンダー、クミン)

局所アレルギー性鼻炎
(Local allergic rhinitis:LAR)

鼻粘膜局所のみで特異的IgEが産生される鼻アレルギー疾患です。
免疫学的には鼻腔限局のTh2炎症反応です。
鼻炎の症状があるけれども、特異的IgE(採血検査)や皮膚テストが陰性になってしまいます。抗原誘発試験(日本ではハウスダストとブタクサしかディスクがありません)は陽性になります。
特異的IgEや皮膚テストが陰性でも、その1/4はLARであると言われています。

Local allergic rhinitis(LAR)

治 療

アレルギー性鼻炎と同様の治療(抗ヒスタミン薬、鼻噴霧用ステロイド)です。
アレルゲン免疫療法も有効とされます。

耳鼻咽喉科に
ご相談が必要な場合

鼻閉が強い場合 薬物治療で改善せず、手術が検討される場合 鼻内所見のチェック
(鼻副鼻腔炎、鼻中隔彎曲症、腫瘍)
いっかく皮膚科クリニック
いっかく皮膚科クリニックは、姫路市広畑区にある皮膚科医院です。皮膚科の診療とともに、皮膚腫瘍の手術、シミ・ほくろ・イボ治療、医療レーザー脱毛などの美容皮膚科診療を行います。

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