皮膚症状を起こす虫には、蚊、毛虫、ハチ、ムカデ、マダニ、イエダニ、ノミ(ネコノミ)、シラミなどがあります。それぞれの虫に応じた治療が必要な場合がありますので、くわしくは医師にご相談ください。
虫さされの後に痒疹(ようしん)といわれるかゆみの強い皮疹が生じる場合があります。
虫にさされた場所に皮膚線維腫(ひふせんいしゅ)という反応性の茶色いしこりができることがあります。気になるようでしたら、切除することで治療できます。
ヒゼンダニというダニが原因で、夜も眠れないほど激しいかゆみを起こします。
年間10万人程度の患者さんがいるといわれます。
肌と肌の接触でうつり、高齢者施設や病院・療養施設などで流行することがあります。小児でも注意する必要があります。
なかなか治らない湿疹やアトピー性皮膚炎として長期に治療をうけておられることもあります。皮膚科専門医はダーモスコピーを使って、ヒゼンダニがいる皮疹を見つけることが可能です。
皮膚から採取した検体を顕微鏡で見て、ヒゼンダニやその卵が確認できると診断がつきます。治療としては、イベルメクチンの内服やフェノトリンローションが有効です。
【参考ホームページ】 疥癬(かいせん)★このホームページは当クリニックを受診される方が、参考のためにご覧いただくページです。医学は日々進歩しており、記載している内容が最新でない可能性もあります。同じ病名や症状でも、治療方法はお一人お一人異なりますので、自己判断されず必ず医師にご相談ください。
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