夏に小児によく発症し、多くは黄色ブドウ球菌という菌が原因です。黄色ブドウ球菌の毒素により、皮膚に水ぶくれができたり、水ぶくれが破れると皮膚がめくれたような状態(びらん)になります。
伝染力が強いので、掻くと「飛び火」のように広がっていくのが特徴です。
黄色ブドウ球菌に対する抗菌薬を内服していただきます。ただし、通常の抗菌薬が効かないタイプの黄色ブドウ球菌が原因のことがありますので、なるべく治療開始3~4日後に再診していただくようにお願いします。
ぬり薬については、抗菌作用のある薬と、湿疹がある場合はステロイドのぬり薬をあわせて使います。かゆみがある場合は、掻くことにより症状が悪化しますので、かゆみ止めの薬も内服していただきます。
アトピー性皮膚炎があるお子さんに発症しやすいため、アトピー性皮膚炎をしっかり治療し、良いお肌の状態をキープすることが大切です。
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