院長が日々の雑感・つぶやきを投稿するブログです。
こんにちは、いっかくです🦄
毎年のことですが、5月のゴールデンウィーク明けから、患者さんの数が急増しています。
大変申し訳ございませんが、受診人数の制限をさせていただいています。
緊急性がある場合には、Web予約が制限されていましても、診察時間内に直接ご来院の上、受付していただくと診察させていただきます。
そんなわけで、過労と多忙でなかなかブログの更新ができておらず申し訳ございません。
タイトルの通り、ニキビと多汗症のお薬についてご報告させていただきます。
《ベピオローション》
ニキビで通院中の患者さんにはおなじみのベピオですが、
そのベピオ(ベピオゲル2.5%)に新しい剤形であるベピオローション2.5%が5月31日に新発売されます。
毛穴の詰まりをきれいにする過酸化ベンゾイル(ベピオの有効成分)ですが、その刺激により、一部の患者さんで使用が難しい場合がありました。
ベピオローションでは、ベピオゲルと効果は同等ですが、その刺激が軽減されています!
これまでベピオゲルが使用できなくてあきらめていた患者さんも、一度トライしみてはいかがでしょうか。
《エクロックゲル ツイストボトル》
原発性腋窩多汗症(わき汗)の治療薬、ラピフォートワイプの投薬期間制限が解除されたことは先日のブログで報告しました。
もう一つのわき汗治療薬であるエクロックゲルが、6月1日に「ツイストボトル」という容器で処方できるようになります。
ラピフォートワイプ(お手拭きタイプ、使い捨て)と比較して、エクロックゲルは、容器が大きいこととキャップにプッシュする操作がデメリットである印象がありましたが、この度体積比で35%ダウンのコンパクトな容器で処方することが可能になりました。
“ツイスト”という名の通り、容器をひねることで片わき1回分の液体が出る仕組みになっており、とてもよく考えられた設計の容器です。
《アポハイドローション》
手掌の多汗症(原発性手掌多汗症)にはこれまで保険適用の処方薬がありませんでしたが、6月1日にアポハイドローションというぬり薬が発売されます。
手汗でお悩みの方、プリントやテストの答案用紙が濡れてしまうとお悩みの学生さんはぜひご相談ください。
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